フェーズ6

 WHOがフェーズを5から6にあげました。つまり世界中に新型インフルエンザが蔓延している(パンデミー)の状態です。
これをうけて我が国の政府はどう動くのでしょうか。

おそらく霞ヶ関は頭を抱えていることでしょう。何故なら間違った行動計画を作成し、検疫偏重を続けたために国内対応がおろそかになり
きちんとした疫学調査など二の次三の次になったからです。
はたしてどこにどれだけ患者がいるのか定かではありません。このため国内レベルを上げるのかそれとも下げてゆくのかは科学的判断ではなく
政治的判断にゆだねられることになるでしょう。

一番の問題は国内のレベル決めに多くの時間が割かれることです。今早急にしなければならないのは今後毒性が高くなるであろう第2波にむけての
国内対応です。そのためには行動計画の抜本的な書き直しと感染症に関わる法改正も必要です。

国内レベル対応決定は政治家とマスコミ対策にはなりますが国民にとってはほとんど意味がありません。厚労省がやるべきことは国民の安全を守るとこと、という
第一義を優先するのが義務だと思います。

2009年6月12日