舛添大臣の医系技官改革
6月26日の記者会見で、舛添厚生労働大臣は異例の幹部人事を発表しました。
http://lohasmedical.jp/news/2009/06/26175512.php
(ロハス・メディア)
厚労省にはたくさんの職種が働いていますが、重要なポストを占めているのは事務系キャリアと医系技官です。今まで医系技官のポストとされてきた医療政策局長(通称「医政局長」)に今までの医系技官を外し、文系キャリアを持ってきたのです。
この事実を新型インフルエンザ会議を厚労省の外で行っていた医系技官幹部は驚きをもって知りました。
かつて舛添大臣は、医政局長(医系ポスト)と事務次官(事務系ポスト)をスワップしようとしましたが医系技官の強い反対でできませんでした。事務次官は官僚の中で一番上のポストです。それなのになぜ医系技官が医政局長ポストに固執したのでしょうか?
それは医政局長はおよそ55兆円ともいわれる医療費をほとんどノーチェックで使えたからです。使い道は医政局長や健康局長などのごく一部の幹部によって決定されます。
この結果、今回の新型インフルエンザ対策やメタボ対策などなんの根拠もない政策にお金がばらまかれたのです。
医療改革は医系技官改革だと大臣は言っています。公衆衛生学のプロとしての自覚のかけらもなくなった医系技官幹部はもはや国民に役に立ちません。大胆な改革によって国民目線の医療対策が行われることを強く望みます。
2009年6月27日