誰を選ぶか

 官僚に砂漠を与えると5日間で砂がなくなる、といったのは確かミルトン・フリードマンではなかったでしょうか。フリードマンのみならず官僚組織の焼け太りは様々な場面で批判されています。

 実際、厚生労働省に居ると自己保身にのみ偏りすぎ、大局を見極められなくなった官僚たちにはがっかりさせられることばかりです。特に高級官僚と呼ばれる幹部をこれから教育しなおすというのは無理もあり、費用対効果的にも好ましくありませんから政権交代という大きな流れでパージされる必要はあるでしょう。

 しかし、官僚制度だけを叩いて日本が変わってゆくかというと、そうではないでしょう。官僚制度を論じると同時に国会議員も自分たちの体質を改めるべきだと思います。大きな問題は多すぎる国会議員の数にあります。優秀な議員3人で何かを決めることとそうでない人たち300人で決める方向性は変わりがないにも関わらず、300人の場合の時間の浪費は特筆すべき問題です。

 たとえ自分たちのポストがなくなるとしても「国会議員の数を少なくとも3分の2にする」と議員自らが決断する必要があります。そして国民はそうしたことを断行しようとしている政治家に票を投じることが必要なのではないでしょうか。

2009年8月10日